毎年、ロワール渓谷のショーモン=シュル=ロワールで開催される国際庭園フェスティバル。
テーマに沿ってデザインされた多彩な庭園作品が公開され、訪れる人々に新たな発見や驚きをもたらします。
パリから電車でわずか2時間未満。トゥールとブロワの間にあるロワール川の40m上にある自然の楽園がショーモン・シュル・ロワールのドメーヌです。
城と公園は一年を通して公開されており、4月から11月初旬にかけては、必見のイベント「ショーモン・シュル・ロワール城 国際庭園フェスティバル」 が開催されます。
毎回の開催では、まるで植物の“驚異の部屋”のような庭園作品が登場。
希少な植物や珍しい花、独創的な組み合わせによる庭園デザインが披露され、訪れる人々を楽しませます。
国際庭園フェスティバル2025年開催を振り返って
2025年、ショーモン=シュル=ロワールは、訪れる人々をまるで物語の世界のような庭園へと誘いました。テーマは「むかしむかし、庭で(Il était une fois au jardin)」。国際庭園フェスティバルの会場は、『千夜一夜物語』やペロー童話、アンデルセン童話に着想を得た、幻想的な庭園の舞台へと姿を変えました。
なかでも印象的だったのが「魔法の豆の冒険(L’Épopée du haricot magique)」。
巨大な植物の内部を旅するような体験型の庭園で、スケール感や視覚の錯覚を巧みに取り入れながら、人と自然との関係について考えさせる作品となっていました。
そのほかにも、散策を楽しんだり、庭の中で読書をしたりと、思い思いに過ごせる庭園が点在。想像力あふれる演出と植物デザイン、造園技術が融合した空間が広がり、現代のさまざまな課題について静かに思いを巡らせるひとときとなりました。

フランス式庭園やイギリス式庭園、幾何学的に整然とした庭や自然のままの庭など、スタイルは様々ですが、常に花盛りで、美味しそうな菜園があったり、香り高いバラ園があったりと、ロワール川流域の城の庭園は、城そのものと同じくらい素晴らしく、うっとりとさせてくれます。そこには、ルネサンス時代のような植物に囲まれたライフスタイルがあります。

2026年は写真映えする庭園が登場
2026年のショーモン=シュル=ロワール国際庭園フェスティバルでは、どのような作品が登場するのでしょうか。
コンクールの受賞プロジェクトが発表されるのは2月を予定していますが、すでに今回のテーマが「映画」であることは明らかになっています。
参加者である造園家、デザイナー、舞台美術家、建築家、都市計画家たちは、それぞれ映画の世界から着想を得て庭園をデザイン。
ショーモン=シュル=ロワール城のドメーヌでは、4月から、第七芸術にインスピレーションを受けた独創的な庭園作品を楽しむことができます。


by France.fr編集部
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