パリで年に2回開催されるファッションウィークは、モード界における必見イベント。100以上のランウェイショーが催され、世界中の注目が「光の都」パリに注がれます。
ファッションウィーク期間中、パリはディオール、シャネル、ジャンポール・ゴルチエ、イヴ・サンローラン、ヴェルサーチェなどの一流ブランドのランウェイで躍動します。
ファッションウィークの見どころ
ファッションウィークはまさにマラソンのよう。1日に平均15のショーが連なり、ファッション連盟によって綿密にスケジュールが組まれ、重ならないように調整されています。
けれどもショーは数字以上のもの。閃光のように瞬くカメラのフラッシュ、熱烈に抱き合う人々の再会、そして何よりも──デザイナーがコレクションに命を吹き込み、夢を生み出し、観客に強烈な印象を残すインスピレーションのひとときなのです。
ファッションウィークの必見スポット
ランウェイの場所は毎年変わりますが、以下の場所は常に注目されています:
- グラン・パレ
- テュイルリー庭園
- ルーブル美術館
- パレ・ド・トーキョー
- シャイヨー宮
- 35-37
- Espace Niemeyer
- カルーゼル・デュ・ルーヴル
ファッションウィークの歴史
ファッションの首都として名高い4都市であるパリ、ニューヨーク、ロンドン、ミラノは、年に2回ファッションウィークを開催し、デザイナーやジャーナリスト、ファッショニスタたちを招きます。これらのイベントは、都市の経済にとって重要であり、フランスでは、パリ・オートクチュール組合の設立(1868年)と「オートクチュール」の法的名称の制定(1945年)に端を発します。
ファッションショーが本格化したのは1970年代以降で、特にヴェルサイユでのフランスのオート・クチュールとアメリカの服飾デザインとの「バトル」で顕著になりました。
80年代には、6,000人の前で行われたティエリー・ミュグレーのショーなど、壮大なイベントが続々と行われました。しかし、現在のようなパリファッションウィークが始まったのは1994年で、アイコニックなカール・ラガーフェルドによってカルーゼル・ド・ルーヴルで開催されました。
パリ・ファッションウィーク&オートクチュール・ウィーク開催日程
レディース・ファッションウィーク
📅2025年9月29日〜10月7日
2026年春夏コレクション
📅2026年3月2日〜10日
2026-2027年秋冬コレクション
📅2026年9月28日〜10月6日
2027年春夏コレクション
メンズ・ファッションウィーク
📅2025年6月24日〜29日
2026年春夏コレクション
📅2026年1月20日〜25日
2026-2027年秋冬コレクション
📅2026年6月23日〜28日
2027年春夏コレクション
オートクチュール・ウィーク(Haute Couture Week)
📅2025年7月7日〜10日
2025-2026年秋冬コレクション
📅2026年1月26日〜29日
2026年春夏コレクション
📅2026年7月6日〜9日
2026-2027年秋冬コレクション
by 編集部 France.fr
あなたの知らなかった、新しいフランスの魅力をお伝えします。









