パリのオルセー美術館から、ミレー、ルノワール、モネ、ファン・ゴッホ、ゴーガンらの名作が東京へ。東京都美術館では、2026年11月14日(土)から2027年3月28日(日)まで、「東京都美術館開館100周年記念 オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」が開催されます。
19世紀の芸術家たちが見つめた「いま」
産業の発展や技術革新によって、社会が大きく変化した19世紀。中産階級が増え、人々の暮らしや都市の風景も変わっていくなか、芸術家たちは自分たちが生きる「いま」を描くことに強い関心を向けるようになりました。
自然のなかで過ごすひととき、働く人々、食事や休息、家族との時間。こうした新しく生まれた生活や風景を、それまでとは異なる新しい表現で捉えようとしました。
作品に映し出されているのは、激動の時代をたくましく生きながら、日々の暮らしのなかにささやかな幸せを見つける人々の姿。本展では、そんな19世紀の芸術家たちがすくい上げた「生きる歓び」に光を当てられます。
パリ・オルセー美術館から約110点が来日
本展には、「印象派の殿堂」とも称されるパリのオルセー美術館のコレクションから、絵画・彫刻・工芸・写真など約110点が集結します。
なかでも注目したいのが、ジャン=フランソワ・ミレー《落穂拾い》。23年ぶりの来日となる名作です。
さらに、16年ぶりに日本で公開されるフィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》とポール・ゴーガン《アレアレア》をはじめ、ピエール=オーギュスト・ルノワールやクロード・モネなど、世界中の人々を魅了してきたオルセー美術館の至宝が、この展覧会のためにパリを離れ、東京へやってきます。
「いまを生きる歓び」をめぐる7つの章立て
本展のテーマは、「いまを生きる歓び」。
オルセー美術館開館40周年、そして東京都美術館開館100周年をことほぐ企画として、オルセー美術館が所蔵する約10万点のコレクションから、両館が選んだ希望を伝えるあたたかな作品の数々が紹介されます。
展覧会は、プロローグ「ダンス 世界をことほぐ」から始まり、「第1章 自然の美を見出す」「第2章 よく食べ、よく働き、よく眠る」「第3章 日々を重ねる」「第4章 老いも若きも、貧富も問わず」「第5章 幸せの手ざわり」へ。そしてエピローグ「それでも世界は美しい」へと続きます。
人生を形づくるさまざまな瞬間をたどりながら、芸術家たちが見つけた歓びに出会える構成です。
展示空間にも注目
作品だけでなく、展覧会を包み込む空間そのものも見どころのひとつです。
空間デザインを担当するのは、オルセー美術館をはじめフランスで活躍するセノグラファー、セシル・ドゥゴス(Cécile Degos)氏。作品と空間が響き合う、歓びにあふれた会場がつくり出されます。
「オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」開催概要
展覧会名
東京都美術館開館100周年記念
オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び
会期
2026年11月14日(土)~2027年3月28日(日)
開室時間
9:30~17:30
金曜日は9:30~20:00
※入室は閉室の30分前まで
休室日
月曜日、2026年11月24日(火)、12月22日(火)~2027年1月3日(日)、1月12日(火)、3月23日(火)
※11月23日(月・祝)、1月4日(月)、1月11日(月・祝)、3月22日(月・振休)は開室
会場
東京都美術館 企画展示室
東京都台東区上野公園8-36

by 編集部 France.fr
あなたの知らなかった、新しいフランスの魅力をお伝えします。







