パリ/サン・ドニ ラグビーワールドカップ2023サポーターガイド

パリに隣接するここサン・ドニで2023年9月8日ラグビーワールドカップ2023が開幕します。開催国代表ブルー・フランセが8万人の観衆の前で迎え撃つのは、あの恐るべきニュージーランド代表オール・ブラックス。スタッド・ド・フランスの芝生で繰り広げられる激闘は、すごい見ものとなるに違いありません。サン・ドニでは計10試合が行われますが、オリンピック、パラリンピック2024を数ヵ月後に控えた決勝戦は、集まったサポーターに、いっそう魅力を光の都を堪能する機会を与えてくれることでしょう。

観戦試合を選ぶ

サン・ドニ地区では、1998年のFIFAワールドカップのために建造された、80,698席を持つスタッド・ド・フランスで、開幕戦から決勝戦まで10試合が開催される予定です。

  • 2023年9月8日(金) 21:00 フランス対ニュージーランド(プールA)
  • 2023年9月9日(土) 18:00 オーストラリア対ジョージア(プールC)
  • 2023年9月23日(土)21:00南アフリカ対アイルランド(プールB)
  • 2023年10月7日(土)21:00アイルランド対スコットランド(プールB)
  • 2023年10月14日(土)準々決勝2(プールB1位対プールA2位)
  • 2023年10月15日(日)準々決勝4(プールA1位対プールB2位)
  • 2023年10月20日(金)準決勝1(準々決勝1の勝者対準々決勝2の勝者)
  • 2023年10月21日(土)準決勝2(準々決勝3の勝者対準々決勝4の勝者)
  • 2023年10月27日(金)三位決定戦
  • 2023年10月28日(土)決勝戦

*準々決勝以降はすべて21:00

個人向けチケット入手は2022年9月13日18時から可能になっており、大会全48試合のチケットがここで入手できます。サポーターは「2023ファミリーFamille 2023」に登録することでチケットの優先販売ほか多数の特典を得ることができます。詳しくはチケット販売のサイト (外部リンク) まで。

スタジアムその他へは環境にやさしい移動手段で

パリからスタッド・ド・フランスに行くのは公共交通機関が簡単で便利です。

  • RER(郊外高速地下鉄)B線 La Plaine Stade de Franc下車
  • RER D線 Stade de France Saint-Denis下車
  • 地下鉄13号線 Saint-Denis-Porte de Paris下車、徒歩5分
  • トラム8号線 Saint-Denis - Porte de Paris下車
  • RATP(パリ交通公団)のバスも Stade de France周辺で運行

知っておくと便利です:パリは多種多様な公共交通機関があるほか、環境にやさしい移動手段として自転車の利用を推奨しています。のべ1000キロ以上の自転車専用レーンが整備され、貸し自転車Vélib’ Métropole もパリ市内と近郊で短期レンタルできるので、観戦のサポーターにも便利です。

公共交通機関でパリ市内を移動する (外部リンク)
Vélib' Métropoleでパリをサイクリング (外部リンク)
スタッド・ド・フランスへ行く (外部リンク)

街中で中継観戦…そして第3のハーフタイムを祝う

スタジアムでの観戦チケットは取れなかったけれど、仲間とともに熱い臨場感に浸りたい?パリはそんな人のための祝祭ムードあふれるスポーツバーには事欠きません。チームの連帯感と楽しい雰囲気は保証するといえるのがカフェ・オズ・シャトレCafé Oz Châtelet。フォーラム・デ・アルForum des Hallesのすぐそばにあるオーストラリアンパブです。セーヌ左岸ならカルチエ・ラタンのザ・ロング・ホップThe Long Hopも雰囲気があります。この本物以上に本物らしい英国パブ風のスポーツバーは、ラグビーワールドカップ2023の全試合を中継で流す予定です。他におすすめなのはピガールPigalle(モンマルトル)のアイリッシュパブ オサリバンズ・バイ・ザ・ミルO’Sullivans By The Mill、グラン・ブルヴァールgrands boulevards界隈の大型スクリーンでラグビー見放題のル・トリュスケルLe Truskel、あるいはパリ6区の小さな通りにひっそりと隠れた、これぞパリのザ・スコティッシュパブともいえるル・ハイランダーLe Highlander。ここで見る実況中継はまさに臨場感たっぷり。

カフェ・オズ・シャトレCafé Oz Châtelet (外部リンク)
ザ・ロング・ホップThe Long Hop (外部リンク)
アイリッシュパブ オサリバンズ・バイ・ザ・ミルO Sullivans By The Mill (外部リンク)
ル・トリュスケルLe Truskel (外部リンク)
ル・ハイランダーHighlander (外部リンク)

パリ/サン・ドニを観光する

パリはもちろん目くるめく魅力をさらに増しています。壮大な美術館、見ごたえある展覧会、そして話題の最新スポット。ほんの一例を挙げれば旧商品取引所を改装したピノーコレクション美術館Bourse du Commerce-Collection Pinault-Paris、コンコルド広場のオテル・ド・ラ・マリーヌHôtel de la Marine(旧海軍省本部、それ以前は王室調度保管所)、改装再開してパリの歴史を紹介するカルナヴァレ博物館Musée Carnavalet 、大規模改装を終え新たなショッピングの殿堂となったサマリテーヌSamaritaine百貨店。サン・ドニではバウンド球を捕えなければいけません。歴代国王の墓所を持つ中世の町、産業革命の舞台ともなった工業都市、そして労働者の町。空の下に開かれた歴史本の世界へようこそ!この町で必見の宝物の中でもバジリカ大聖堂(パリと周辺体験パスParis Region Pass Experienceで入場可)、ストリートアート通りStreet Art Avenue 蚤の市Marché aux Puces、映画sスタジオ複合施設シテ・デュ・シネマCité du Cinémaなどはおすすめです。また近くには楽しく遊び心あふれるル・ブルジェ航空宇宙博物館musée de l’air et de l’Espace du Bourgetもあります。

パリ/サン・ドニ周辺をめぐる

パリの北に隣接するセーヌ・サン・ドニSeine-Saint-Denis県で緑を楽しむのは簡単です!ラ・ヴィレットla Villetteの池(フィルハーモニーホールの横)から最新スポットのウルク運河canal de l’Ourcqにそって試合の前後に散策やサイクリングをするのはいいウォーミングアップになります。10月まではスニーカーを履いてグラン・パリ・エクスプレスGrand Paris Expressの今後開業する駅や高地公園parc des Hauteurs、2024年オリンピック・パラリンピックの競技コース、コンポステラへの巡礼路の一部を歩くのが可能です。農業についてもサン・ドニの都市形農場Ferme urbaine de Saint Denis(パーマカルチャー=完結自給型農業開発による野菜の集約栽培を行うガリー農場Fermes de Gallyやゾーヌ・サンシブルZone Sensible)では文字通り地に足がついた活動を行っています。もっとロイヤルな農園が見たければ西に進路を取ってヴェルサイユへ。ここはウェールズ代表チームのベースキャンプ地です。王の菜園Potager du Roiや、もちろんあの壮麗が宮殿も。(列車やRERで行かれます)

[ガリー農場Fermes de Gally】(https://www.lesfermesdegally.com/la-ferme-urbaine-saint-denis/la-ferme-ouverte-saint-denis (外部リンク) )
[ヴェルサイユ宮殿】(https://www.chateauversailles.fr/ (外部リンク) )

地元の産品を味わう

スタッド・ド・フランスの近くの美味しくてすてきな店?カフェ、軽食堂、レストラン(昼夜継続営業)、それだけでなくパン屋、お菓子屋、ビアホールにカクテルバー…ラ・カンティンヌ・ソーヴァージュLa Cantine sauvageは来る人を喜ばせる全てを備えています。一度来れば誰でもたちまちファンになるこの店は、サン・ドニの中心部の旧骨董品倉庫を改装した総床面積1500㎡、サン・トゥアンの蚤の市のすぐそばにあります。300席ある店の内装は不ぞろいながら楽しげなビンテージ家具。食卓にのぼるのは季節の色合い豊かな無国籍料理。食材は殆どが有機農法でイル・ド・フランス地方の小規模農家からの直送です。日曜のブランチはハードルが高くなります。グルメのグランドスラムを目ざすなら環状道路ペリフェリックを通ってパリへどうぞ。有名シェフの店、おいしい店、ビストロなどの全てがフランスの美食を褒め称えています。

La Plaine Sauvageでグルメ&エコなひとときを (外部リンク)

どこに泊まる

スタッドに近くてエコな感性のホテルをご希望ならおすすめはモブ・ハウスMob Houseです。絵のように美しいサン・トゥアン蚤の市Puces de Saint-Ouenのただ中に2022年1月にオープンしました(スタッド・ド・フランスへは公共交通機関で約30分)。建築家兼デザイナーのフィリップ・スタルクが手がけたハウスは単なるホテルというよりも生活の場。宿泊施設としてはエコ・コンシャスな100の客室がありますが、同時に出会いと分かち合いの場でもあるのです。キャベツの葉Feuille de chouと名づけたビオのブラッスリーでおつまみの皿を囲んで、屋外温水プールつきの2000㎡の庭で、スポーツの部屋で、あるいは談話室で、試合の再現でもしますか。

モブ・ハウスMob Houseで宿泊 (外部リンク)