ライダーカップ2018の開催地、ル・ゴルフ・ナショナル

パリのすぐそば、サン・カンタン・アン・イヴリーヌにあるル・ゴルフ・ナショナルで2018年9月、ライダーカップが開催されました。ル・ゴルフ・ナショナルデゴルフをプレーする魅力をご紹介します。

ライダーカップが開催された栄えあるコース

ゴルフのライダーカップは、サッカー・ワールドカップとオリンピックに続いて、世界第3位のTV視聴者数を誇る一大スポーツイベントです。よって、ル・ゴルフ・ナショナルはこの伝説的な大会の舞台となったヨーロッパのいくつかの名門コースから成る特別なクラブの仲間入りを果たしました。つまり、ル・ゴルフ・ナショナルでプレーすることは、ゴルフの歴史に名を刻んだコースでプレーすることを意味します。

難易度の高いチャレンジングなコース

ル・ゴルフ・ナショナルはヨーロッパ屈指の難コースを備えています。フランス人ゴルファー、ミカエル・ロレンゾ・ヴェラは、「黒いボール で示されたプロ向けスタート地点からアマチュアが100を切るスコアでパー72のこのコースを回ることは不可能だ」とさえ述べています。是非チャレンジしてみたくなりませんか?
ル・ゴルフ・ナショナルのウェブサイト (外部リンク)

オープン・ド・フランスの開催コース

1991年よりル・ゴルフ・ナショナルはヨーロピアンツアーを構成するオープン・ド・フランスの開催コースとなっています(1999年と2001年を除く)。レティーフ・グーセン、コリン・モンゴメリー、ホセ・マリア・オラサバル、マルティン・カイマーなど超一流のゴルファーたちがアルバトロス(ル・ゴルフ・ナショナルにふたつある18ホールのコースのひとつ)のグリーンでプレーし、勝利を収めました。さあ、今度はあなたがパットを試す番です。
オープン・ド・フランスのウェブサイト (外部リンク)

ビリヤード台の上でプレーしているような完璧な芝

スペイン人グリーンキーパー、アレハンドロ・レイエスと彼のチームがアルバトロスをヨーロッパ大陸屈指の美しさを誇るコースに仕立て上げました。近くに海はありませんが、アルバトロスはなぜかリンクス(海沿いのゴルフ場)の香気をまとっています。完璧に整えられたフェアウェイやグリーンを備えたコースはじつに美しく、素晴らしいラウンドが楽しめます。

すぐ近くにヴェルサイユ宮殿がある

パリも決して遠くはありませんが、ヴェルサイユ宮殿まではなんと車でほんの数分です。ルイ14世が造らせた有名な庭園を散策し、バロック音楽を聴きながら噴水をめでましょう。ここでひとつ、注意。ヴェルサイユ宮殿の芝生が完璧に手入れされているとはいえ、ここはゴルフを楽しむ場所ではありません。くれぐれもクラブはご持参なさいませんように…。
ヴェルサイユ宮殿のウェブサイト (外部リンク)

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