フランス人女性が世界一のパティシエに!

インスピレーション

パリ美食とワイン

David Ken
© David Ken

この記事は 0 分で読めます2018年11月22日に公開

2018年10月9日火曜日、パリのプレ・カトラン(Le Pré Catelan)のシェフ・パティシエであるクリステル・ブリュア(Christelle Brua)は、“世界最優秀レストラン・パティシエ”の称号を授与されました。彼女は、レ・グランド・ターブル・デュ・モンド(Les Grands Tables du Monde)からこの栄えある称号を授与された初めての女性です。美味しいお菓子作りに情熱を燃やす彼女は、どんな人物なのでしょう?

モーゼル地方出身のクリステル・ブリュアは、フランスの伝統的レシピからインスピレーションを得て、それを独創的かつ大胆にアレンジすることで大成功をおさめ、41歳にしてすでに数多くの賞を受賞しています。

ゴー・エ・ミヨー(Gault et Millau)とレ・グランド・ターブル・デュ・モンドから認められて

1998年モーゼル最優秀見習い、2009年年間最優秀パティシエ、同年《クラブ・デ・サン(Club des Cent)》認定、2014年にはゴー・エ・ミヨーによってパティシエ・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。そして、つい先ごろ、今までのすべてのキャリアが認められ、世界25か国の174軒のレストランが集まったレ・グランド・ターブル・デュ・モンドによって、“世界最優秀パティシエ”に選ばれました。こうして世界的に認められた彼女は、一握りの偉大なパティシエたちの仲間入りを果たしたのです。

Stéphane de Bourgies
© Stéphane de Bourgies

クリステル・ブリュアは、パリ・ブレスト(Paris-Brest)や洋梨のベル・エレーヌ(poire Belle-Hélène)やババ・オ・ラム(baba au rhum)のようなフランスの定番のケーキに近代性を吹き込みました。シェフのフレデリック・アントン(Frédéric Anton)は、彼女をプレ・カトランに招き、《丸くてエレガントなデザート》を作るよう依頼しました。若きパティシエは、2か月かけて、彼女のお気に入りとなるデザートを考案しました。それが、「キャラメルのクレーム・グラッセとシードルとスパークリング・シュガーが詰まった飴細工のリンゴ(pomme en sucre soufflé, garnie de crème glacée au caramel, cidre et sucre pétillant)」です。

プレ・カトランでは、毎日60個の飴細工のリンゴが注文されます

彼女のレシピは大成功をおさめ、パリの三つ星レストラン、プレ・カトランの名物デザートとして、毎日60個のリンゴが注文されます。この丸くて色鮮やかなデザートは、一口食べるごとに、子供の頃に縁日で食べた砂糖漬けのリンゴを思い起こさせ、子供時代に戻った気分にさせてくれます。舌にも目にも美味しいデザートです。

Richard Haughton
© Richard Haughton

by Chiron Charlotte

あわせて読みたい