『マン・レイと女性たち』Bunkamura ザ・ミュージアム にて好評開催中

ニューヨーク、パリ、ハリウッド、そして再びパリへ…ファッション界にも大きな影響を与えたマン・レイの人生を振り返る展覧会が Bunkamura ザ・ミュージアムにて9月6日(月)まで好評開催中!

“創造するのは神聖な行為、複製するのは人間的な行為” ーマン・レイ

アメリカとフランスで活躍し、今もなお世界的な人気を誇る芸術家、マン・レイ。
本展では、女性という存在が作品制作における重要なテーマのひとつとなった彼が、さまざまな愛と別れ、発見や冒険、遊びを体験していく時間軸を経糸(たていと)に、その時々の“ミューズ”となった「女性たち」を緯糸(よこいと)にして、写真を中心に、絵画やオブジェなどを加えた約250点の選りすぐりでマン・レイの足跡を振り返ります。

前衛美術のミューズとなった女性たち

文化・芸術の中心地であったパリへ渡り、「パリのアメリカ人」となったマン・レイは芸術家や文学者、モード界や社交界の人々とひろく交流しながらさまざまな出会いと恋愛を経験。キキ・ド・モンパルナスやリー・ミラー、メレット・オッペンハイム等、多数の女性アーティストたちとたえず交友し、彼女たちを新しい時代に生きる自由で自立した女性像として写真にのこしました。女性を美しく、同時に客観的な目で捉えたマン・レイ。本展では20世紀という変動期を積極的に生きた女性たちの姿を、写真にとどまらず様々なジャンルにわたり表現したマン・レイの傑作の数々をご紹介します。

ファッション

1920-30年代のパリでは、名だたるモード誌がこぞってマン・レイを起用。モデルをオブジェのように捉えたり、写真の新技術をとりいれるなど、ファッション写真に新風を吹き込みました。会場では、「交友録」ともいえるポートレートを中心に、新しいセンスで構成されたファッション写真の数々をご覧いただけます。

ル・シネマでは同時代に生きたココ・シャネルの映画を上映

2021年は、ココ・シャネル没後50年、そして香水「CHANEL N°5」誕生100年にあたります。自由で自立した女性たちを先導し続けた世紀の女シャネルの、壮絶で稀有な生涯に迫った最新ドキュメンタリー作品『ココ・シャネル 時代と闘った女』を、Bunkamura ル・シネマにて7/23(金・祝)よりロードショー。(上映スケジュールについてはこちら (外部リンク) からご確認ください。)「マン・レイと女性たち」では、マン・レイが撮影したシャネルのポートレートや、今から約100年前の「CHANEL N°5」の香水瓶、ドレスなども展示。この機会にぜひあわせてお楽しみください。

Bunkamura館内の「ドゥ マゴ パリ」では、夏にぴったりな本展タイアップメニュー (外部リンク) をご用意しています。ご鑑賞後は、展覧会の余韻に浸りながら、「ドゥ マゴ パリ」でパリの雰囲気を満喫する豊かなひとときをお楽しみください。


MAN RAY マン・レイ(1890-1976)

フィラデルフィア生まれ。ニューヨークで芸術活動を開始したのち、パリに渡り、ダダイスト、シュルレアリストや社交界の人々と交友、前衛作家としての活動のかたわら時流にのった肖像・ファッション写真家として活躍する。ソラリゼーションなどの写真技法を創始。画家・オブジェ作家としての名声もやがて確立した。

『マン・レイと女性たち』

2021年9月6日(月)まで好評開催中  *休館日なし
Bunkamura ザ・ミュージアム (渋谷・東急百貨店本店横)
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで) 金・土曜日は20:00閉館(入館は19:30まで)


※全日程【オンラインによる入場日時予約】が必要となります。詳細はこちら (外部リンク) をご覧ください。

※状況により、会期・開館時間等が変更となる可能性がございます。最新情報は本展公式ホームページにて随時ご案内いたしますので、ご来場の際には事前のご確認をお願いいたします。
入館料(税込):一般1,700円 大学・高校生800円 中学・小学生500円


主催:Bunkamura、日本経済新聞社
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、J-WAVE
協力:日本航空
企画協力:アートプランニング レイ
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
公式ホームページはこちら (外部リンク)