『写真家ドアノー/音楽/パリ』Bunkamura ザ・ミュージアム にて好評開催中

パリを舞台に多くの傑作を生みだし、世界で最も愛され続けている写真家のひとり、ロベール・ドアノー。ごくありふれた日常から奇跡のように愛すべき瞬間を切り取るドアノーは、「イメージの釣り人」と呼ばれ、没後四半世紀以上経つ今も愛されつづけています。

ロベール・ドアノーが生涯で残した約45万点のネガの中から、音楽に初めて焦点を当てた本展は、2018年末から2019年春にかけて、フランス・パリ19区にある“フィルハーモニー・ド・パリ”内の音楽博物館で開催され大好評を博した展覧会を基に、日本向けに再構成した巡回展。会場では、パリの街角にあふれるシャンソンやジャズなど様々な音楽シーンを題材に1930年代から90年代にかけて撮影された作品約200点をご紹介します。

写真家人生の中で多くの音楽家と出会い、そして多大な影響を受けたドアノー。本展でご覧いただく当時のパリの音楽シーンを通して、パリの本当の魅力を知るといっても過言ではありません。ドアノーが写し取った素顔の音楽家たちの姿は、数十年の時を経た今も変わらず、作品の中で輝きを放ち続けています。


多くの日本初公開作品を含むドアノー独自の音楽的感覚に富んだ作品を通して、世界中で愛される写真家の新たな魅力をお伝えする本展は、3月31日(水)まで好評開催中。毎週金・土曜日には夜間開館も行っています(※夜間開館の詳細はホームページを要確認)。どうぞお見逃しなく。


また、Bunkamura館内(B1F)には、展示作品にも登場するパリの老舗カフェ「ドゥ マゴ 」の唯一の海外業務提携店があるのをご存知でしょうか?会期中、こちらの「ドゥ マゴ パリ」では、本展タイアップメニュー (外部リンク) や、人数限定の個室“ドアノルーム (外部リンク) ”(要事前予約)をご用意しています。ご鑑賞後は、展覧会の余韻に浸りながら、「ドゥ マゴ パリ」でパリの雰囲気を満喫する豊かなひとときをお楽しみください。


♪本展キュレーターによる展覧会公式動画 (外部リンク) では、会場で展示作品をご案内しながら、本展の見どころをご紹介しています(全3回)。ご鑑賞前の予習に、ぜひご覧ください。


本展に登場するアーティスト

エディット・ピアフ、ジャック・プレヴェール、イヴ・モンタン、ジュリエット・グレコ、シャルル・アズナヴール、バルバラ、マリア・カラス、ジャンゴ・ラインハルト、アーサ・キット、レ・リタ・ミツコ ほか多数


Robert Doisneau ロベール・ドアノー (1912-1994)
パリ郊外のジャンティイに生まれる。自動車メーカー「ルノー」のカメラマンを経て、フリーとして活動を開始。『ヴォーグ』誌や『ライフ』誌でファッション写真をはじめとして多くの写真を発表、国際的に注目される。特にパリの庶民の日常をとらえた写真で高い評価を得る。現在でも世界各国で写真展が開かれ続けている。


『写真家ドアノー/音楽/パリ』

2021年3月31日(水)まで好評開催中  *会期中無休
Bunkamura ザ・ミュージアム (渋谷・東急百貨店本店横)
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで) 
※金・土の夜間開館につきましては本展公式ホームページをご確認ください。
入館料(税込):一般1,500円 大学・高校生700円 中学・小学生400円


主催:Bunkamura、読売新聞社
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、J-WAVE
企画協力:コンタクト
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
公式ホームページはこちら (外部リンク)


※3/20(土・祝)・21(日)・27(土)・28(日)の4日間に限り【オンラインによる入場日時予約】が必要となります。詳細はこちら (外部リンク) をご覧ください。

※状況により、会期・開館時間等が変更となる可能性がございます。最新情報は本展公式ホームページにて随時ご案内いたしますので、ご来場の際には事前のご確認をお願いいたします。

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