「これぞパリ!」 飛び切りパリらしいバー

とびきりパリっぽい、または伝説のカフェやバーをお探しですか?パリにある有名な、もしくは興味深い歴史がある建物に入るカフェやバー10軒を以下に紹介します。パリとその伝統にどっぷり浸かる現代らしい方法です。町を行き交う人を眺めるのもパリを感じるとっておきの手段。是非テラス席に座ってみましょう!

カフェ・ド・フロール**Le Café de Flore**

サン・ジェルマン・デ・プレのエスプリが凝縮されたカフェ。広く知られた歴史的カフェで、フランスを代表する文豪や画家がテラスで哲学・芸術談義に花を咲かせました。シックなビストロスタイルの店内で、ギャルソンのスマートなサービスを見ていれば、まさにイメージ通りのパリの夕べを過ごせることでしょう。日の差し込むテラス席、味わいある店内の長椅子席、どちらでもパリジャンの日常に溶け込むことができます。

カフェ・デ・ドゥー・ムーラン**Café des Deux Moulins**

映画「アメリ」の舞台となって以来‘アメリのカフェ’の別称で親しまれるカフェ・デ・ドゥー・ムーランは、モンマルトルを訪れたら是非行ってみたい名所のひとつです。場所がパリっぽいだけでなく、メニューにもパリ定番の皿を数々揃えており、ワインと共に堪能できます。

グラン・マルシェ・スタリングラード**Grand Marché Stalingrad**

ヴィレット公園の貯水池の奥にあるドーム付きの円形建物(ロトンド・ド・ラ・ヴィレット)は、フランス革命直前(18世紀末)に建てられた歴史ある建物です。今日は中にカフェ、グラン・マルシェ・スタリングラードが入り、アートや文化的刺激を求めヴィレットの文化施設を訪れる人々を日々見守っています。朝から夜遅くまで休憩なしでオープンしており、軽食やカクテルを注文することができます。金曜日から土曜日の夜中にはDJ付ミニナイトクラブが開催されています。

ル・カルメン**Le Carmen**

店名「カルメン」は、こちらの邸宅内でジョルジュ・ビゼーが有名な同名オペラを書きあげたことに由来しています。歴史的建造物に指定された古い邸宅の中を進んでいくと、ビゼーにインスピレーションを与えたものがあちらこちらに存在するのを感じます。高級カクテル、厳選された音楽、壮麗な内装、親密な雰囲気。カクテルバー「カルメン」は、ピギャールを訪れる洒落た男性達を惹き付ける全ての要素を持ち合わせています。

モリトール・プールのルーフトップバー**Le toit-terrasse de la Piscine Molitor**

2014年に再オープンしたモリトール・プールでは、一見の価値があるアール・デコ様式の空間を見学できる機会を訪れる人に提供しています。プール上方には屋上テラスバーが設けられ、遮られないパノラマと真下の美しいプールを見渡せます。ひと泳ぎのあとの休憩に、もしくは1929年に建てられた由緒ある歴史建造物を満喫するのにとっておきの休息空間です。

レ・ドゥ・マゴ**Les Deux Magots**

サン・ジェルマン地区の伝説カフェ、レ・ドゥ・マゴのテラスでは、パリらしいカフェの中で友達とアペリティフを愉しみながら、同時にピカソやヴェルレーヌ、ランボーの軌跡を辿り、時を超えた旅をすることができます。

エッフェル塔のシャンパンバー Bar à Champagne de la Tour Eiffel

息を飲むようなパリの上空風景が楽しめるエッフェル塔最上階の展望台テラス。パリの中でも最も特別な場所のひとつのこちらにはシャンパンバーが設置されており、シャンパングラスを片手に光の町の絶景を堪能することができます。

ル・ミニ・パレ**Le Mini-Palais**

グラン・パレの中に入るレストラン、ル・ミニ・パレは、帝政様式の装飾にモダンさを融合した美しいインテリアで、特別なディナーのひと時を過ごせます。カクテルバーでは新感覚の味や、様々な味の好みに応えうる30種類の幅広いドリンクを提案しており、その内11種類は季節に応じて新しく更新されます。

ル・コンシュラ**Le Consulat**

非常にパリらしいレトロな雰囲気の中で夕食を取りたい、という場合はこちらの小さなビストロへ。物静かでモンマルトルらしい雰囲気は古き良きパリへ訪れる人を誘います。

ル・バー・ボタニスト(シャングリラ・ホテル内)**Le Bar Botaniste du Shangri-La Hôtel**

パリにあるパレスホテルの中でも最も美しいもののひとつ、シャングリラ・ホテルの館内にル・バー・ボタニストがあります。こちらは、私物として世界最大級の植物標本を収集したローラン・ボナパルト王子(ナポレオン・ボナパルトの又甥)にオマージュを捧げたバーです。植物や自然にインスピレーションを得た装飾が帝政様式の内装と融合しているだけでなく、植物や薬草を意識したカクテル、スピリッツなど、王子の情熱が随所随所に反映しています。水曜日の夜にはDJも登場し活気ある夕べが楽しめます。是非訪れたい個性的なカクテルバーです。

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