ラ・アール・ドゥ・ラ・マシン
まず目に入るのが、飛行機の翼のような巨大屋根! 6,000m²にも及ぶその巨大空間には、手先が器用な(あるいは不器用な)詩人たちがデザインした、奇妙なマシンたちが並んでいます。高さ14メートルのミノタウロス、アリアンと名付けられた巨大蜘蛛、見たこともないナイチンゲール、ワインをサーブするマシン、フルートのココット、パンのカタパルト…
バカげたものから天才的なもの、巨大なものから手のひらに収まるものまで、100点に及ぶ作品それぞれが楽しさを演出、絶え間なく動きながら物語を紡ぎます。ケーブルや操り糸を引っ張りながら作品に命を吹き込んでいるのは、ラ・マシンの役者である操縦士たち。こうしたすばらしいマシンに乗せてもらうことも可能です。
都市道路に生まれ変わった2キロに及ぶトゥールーズ〜モントドランの長い滑走路で、ミノタウロスは最大50人を脇腹に乗せて動き出します。背中に大人や子ども10人を乗せた巨大蜘蛛も、足を広げてミノタウロスに続きます。シートベルトを締めて、さあ出発!
ランヴォル・デ・ピヨニエ
ラテコエール、メルモーズ、サン=テグジュペリ… トゥールーズを舞台に、アエロポスタル社の勇敢な飛行士たちが繰り広げた100年前の壮大な冒険を追体験できる新施設ランヴォル・デ・ピヨニエ (外部リンク) (パイオニアたちの飛翔)が2018年12月20日、ラ・ピストゥ・デ・ジェアンの中心部にオープンしました。
郵便物をいち早く届けようと、大海と砂漠を越えることができる世界初の航空機が構想・整備された歴史的建築物の中で、1,000m²の空間に広がる常設展が開催、航空事業の始まりをたどり、空の英雄たちに思いを馳せることができます。モントドランを拠点にしたフランスの航空会社アエロポスタルの偉業が、等身大でここに蘇ります!
レ・ジャルダン・ドゥ・ラ・リーニュ
アエロポスタル社の長い旧離陸滑走路沿いに作られたレ・ジャルダン・ドゥ・ラ・リーニュ(航路の庭)は、訪問者たちを3大陸、8カ国を巡る1万5,000キロの旅へ誘います。トゥールーズからチリのヴァルパライソへ、さらにはスペイン、モロッコ、モーリタニア、セネガル、ブラジル、アルゼンチンの上空を郵便機で飛んでいるかのような、異なる空気を感じられる散歩道を進みましょう。庭には子どもの遊具、休憩エリア、インタラクティヴな仕掛けも点在。約30種の227本の樹木が植えられており、美しさだけでなく香りも楽しめるはずです。
さらに詳しく:
• トゥールーズを訪れる (外部リンク) La Piste des Géants
• ル・カルティエ・トゥールーズ・エアロスペース (外部リンク) Le quartier Toulouse Aerospace