Netflix『Lupin/ルパン』シーズン2の舞台となったロケ地

昨年公開され、世界中で人気となったNetflixドラマ『Lupin/ルパン』。待望のシーズン2がこの夏公開されました。今回も前シーズンに引き続き、ロケ地となったフランスの舞台を紹介していきます。

エトルタ

シーズン2は、アサンが息子のラウルを探すシーンから始まります。この日彼らは、アルセーヌ・ルパンの作者であるモーリス・ルブランの出身地、ノルマンディー地方のエトルタを訪れていました。パリから約4時間のエトルタは、その白亜の断崖と吸い込まれるような青い海のコントラストで、かつて印象派の画家たちを魅了してきた絶景スポット。アサンは息子とその誘拐犯の行方を追うため、捜査官のゲディラと共にすぐにこの地を離れます。
エトルタについて (外部リンク) (英語)

パーク ハイアット パリ - ヴァンドーム

ペリグリニ主催の慈善パーティーにて、コックになりすまして潜入するアサン。このパーティーの行われたロケ地、パーク ハイアット パリ - ヴァンドームは、パリ中心部のクラシックな5つ星ホテルです。アサンは警察を襲って黒いジャケットを手に入れると、ペリグリニに協力するデュモン警視に偽装音声を使って指示を出し、ラウールを救い出すことに成功するのです。
パーク ハイアット パリ - ヴァンドーム公式サイト (外部リンク) (日本語)

オルセー美術館

シーズン1のルーヴル美術館に続き、シーズン2ではオルセー美術館が登場します。ペリグリニの娘であるジュリエットを口説くため、アサンは念入りな準備をしてオルセー美術館の作品を盗難し、彼女にプレゼントをした(と、思いこませた)のです。オルセー美術館の館内にはマネ、ドガ、モネ、ルノワール、ゴッホなどの印象派巨匠の作品をはじめ、1848年以降の彫刻と絵画が展示されています。建築的特徴として、天窓の採光を取り入れた構造となっているので、最良の光が差し込む中で、作品を愛でることができるのが魅力です。
オルセー美術館について

ビュット・ショーモン公園

パリ19区にある閑静な住宅街のビュット・ショーモン公園も、アサンとジュリエットのシーンでの舞台となります。美しい噴水や池があり、パリの緑地としては最大規模の広さを誇る公園です。
ビュット・ショーモン公園について (外部リンク) (英語) 

カタコンブ

警察に追われるアサンとバンジャマンはカタコンブへ潜り込み、昔手に入れた地図を頼りに、一般客に公開されていない通路を進んで逃げきります。カタコンブとは、地下納骨堂のこと。パリのカタコンブは世界最大規模を誇り、約600万人の遺骨が納められていいます。18世紀後半以降一般に公開され、今では観光名所となりました。坑内は複雑に入り組んでおり、決められた道を外れてしまうと迷って出てこられなくなる可能性も。くれぐれも標識をたどって正しい道を進んでくださいね。
カタコンブ公式サイト (外部リンク) (英語) 

国立美術史研究所

アサンとバンジャマンが協力者を探すシーンの舞台として、パリの国立美術史研究所の図書館が登場します。詐欺や策略を一緒に遂行できる素質のある候補者が現れるまで、二人は忍耐強く書庫で時間を過ごすのです。この図書館には170万冊に及ぶ美術史や考古学に関するあらゆる蔵書と資料が所蔵されており、この分野における研究者や学生によって主に利用されています。洗練された開放的な空間が魅力です。ガイド付きで館内を巡るツアーも行われています。
国立美術史研究所公式サイト (外部リンク) (フランス語)

シャトレ座

シーズン2の大詰め、ペリグリニのチャリティコンサートが開催された舞台がシャトレ座です。19世紀以降、オペラやバレエ、クラシック・コンサートなどが行われてきた歴史ある場所です。
シャトレ座公式サイト (外部リンク) (フランス語) 

他のアイデア
を見る