タエコはオシャレで元気なおばあちゃん。昔から冒険好きで、
特にフランスは今までに何回も訪れているお気に入りの国だ。
若い頃に娘のマユミを連れて行ったこともある。
そろそろ孫娘のモエカにもフランスを見せてあげたい…。
定番のモン・サン・ミッシェルをはじめ、幾何学模様の庭園が有名な
ヴィランドリー城、パリで芸術が感じられる新名所など、
親子3世代で楽しめる旅程を組んだのだった。
異国の見慣れない風景に無邪気にはしゃぐ孫娘を見ていると、
かつての娘の姿と重なり、
当時のことが懐かしくも微笑ましく思い出される。
ルーヴル美術館の西に隣接するチュイルリー庭園は、パリ最古の公園として知られており、まさに市民に憩いの場です。ヴェルサイユ宮殿を設計した造園家ル・ノートルによって整備されたこの見事なフランス式の庭園。並木の間に噴水や彫刻が設置され、緑に囲まれながら文化の香り高いパリを感じるのには絶好のスポットです。
2021年にオープンしたばかりのパリの新名所、ブルス・ド・コメルス。旧パリ商品取引所の建物が、日本人建築家の安藤忠雄氏の手によって大規模改修が行われ、現代美術館として生まれ変わったのです。文化遺産と現代美術が融合する空間で、フランスの実業家フランソワ・ピノーの個人コレクションが展示されています。パリの中心で、あらゆるジャンルの芸術作品と出会える場です。
16年の改装期間を経て、2021年に待望のリニューアルオープンを遂げた、パリの老舗百貨店サマリテーヌ。伝統的なアール・ヌーヴォー様式のポン・ヌフ館と、新たにできたモダンなリヴォリ館と、大きく二つの建物から構成されています。 日本の建築事務所SANAAが手掛けたリヴォリ館は、波打つガラスの外壁が特徴的です。内部は無機質でインダストリアルな内装で、まるで遊園地のような印象を与える非常にモダンな設計コンセプトとなっています。ショッピングをしながらアート体験もできる、パリの新名所なのです。
言わずと知れた人気観光地モン・サン・ミッシェル。湾に浮かぶ孤島にそびえる修道院の光景は季節や時間によって見え方が変わり、なんとも神秘的。ヨーロッパでも潮の干満の差が激しい所として知られており、引き潮の時にはガイド付きで湾を歩いて横断することもできます。文化と自然が混在した、他に類を見ない魅惑的なスポットです。
「フランスの庭」と呼ばれ、多くの古城が佇むロワール地方。ルネサンス様式で建築されたヴィランドリー城は、美しく整えられた見事なフランス式庭園や幾何学模様をモチーフにした菜園が特徴的なユニークなお城です。城のテラスから庭園全体を見晴らす美しい眺めは一見の価値あり。庭園には農薬や科学肥料が一切使われておらず、庭師たちの丹念な手入れの賜物なのです！
ユネスコの世界遺産にも登録されたパリのセーヌ河岸。まさにパリ市民の心の拠り所と言っても良いでしょう。昼間は読書をしたり散策をしたり、各々リラックスしながら過ごせる場所。日が暮れるとパリの夜景が水面にきらきらと反射して、幻想的で美しい光景が楽しめます。
フランス満喫紀行7日間
往復直行便利用（羽田～パリ間）
北フランスの3つの世界遺産と
ルーヴル美術館観光へ
名物料理を含む9回の食事付き
29.98万円～ 11～3月出発
パリでは、セーヌ川沿いのホテルにゆったり3連泊！モン・サン・ミッシェルでは対岸ホテルで最も修道院に近い「ルレ・サン・ミッシェル」宿泊日も多数ご用意！
