ニースと紺碧の海岸をめぐる旅

世界遺産の街と紺碧の海をめぐる2日間

ニースコートダジュールサイクル・ツーリズム文化・遺産自然&アウトドア・アクティビティ海岸

  • 時間2日間

エズ
© Agence Média H265 / OTNCA

この記事は 0 分で読めます2026年6月19日に公開

Netflix「オフライン ラブ」の舞台となったニース・コートダジュールへ。

地中海を望むプロムナード、迷路のように入り組んだ旧市街、丘の上から眺める紺碧の海。世界遺産の街ニースを歩いた後は、ヴィルフランシュ=シュル=メールやエズへ足を延ばし、光あふれるコートダジュールの海辺の風景に出会います。

ニース・コートダジュールのアール・ド・ヴィーヴルを感じながら、物語の舞台をたどる旅へ出かけましょう。

ニース・コートダジュールでは、歴史は建築や街並み、そして人々の暮らしの中に刻まれています。古代から19世紀にかけて、さまざまな時代や文化の影響を受けながら発展を続けてきたニース。その歩みにおいて大きな転機となったのが、ヨーロッパの人々に愛された冬の保養地としての歴史です。

2021年7月、ニースは「リヴィエラの冬季保養都市」としてユネスコ世界遺産に登録されました。
世界各地から訪れた人々との交流によって育まれた文化、建築、景観が評価され、コートダジュールを代表する街としてその価値が認められています。

ニースの浜辺
© Olivier Huitel

1日目:世界遺産の街ニースをめぐる

ニース中心部 ➡️ シミエ地区 / 3km

プロムナード・デ・ザングレ

Promenade des Anglais, Nice, France

プロムナード・デ・ザングレ(Promenade des Anglais)

世界中にその名を知られる、ニースを象徴する海岸通り。地元の人々や旅行者が、散歩やジョギング、そして目の前に広がる地中海を眺めながら思い思いの時間を過ごす、ニースの暮らしに欠かせない場所です。

「オフライン ラブ」では、ミミとアツシ、トウコとユウダイがプロムナード・デ・ザングレのベンチに腰かけ、地中海を眺めながら穏やかな時間を過ごしました。
目の前に広がる海は、光によってさまざまな青の表情を見せてくれます。

プロムナード・デ・ザングレ
© Olivier Huitel

海沿いの遊歩道

Quai des États-Unis, Nice, France

少し歩けば、プロムナード・デ・ザングレから続く海沿いの遊歩道(Quai des États-Unis ケ・デ・ゼタジュニ)へ。

旧市街

Vieux Nice, Rue de la Croix, Nice, France

旧市街(Vieux-Nice)

地中海の風を感じながら歩いた先には、オークル色の建物が並ぶ旧市街が広がります。
かつてイタリア半島と深いつながりを持つサヴォワ公国の一部であったニース。その歴史を背景に、フランスでは珍しいほど豊かなバロック様式の建築遺産が今も残されています。教会や宮殿など、宗教・市民建築の多くは旧市街ヴィユー・ニースに集中しており、細い路地を歩けば、ニース独自の歴史と文化を感じることができます。

旧市街
© J.Kelagopian
サレヤ広場市場
© Olivier Huitel
サレヤ広場市場
© J.Kelagopian
ベル・エポック時代の面影を残す旧グランドホテル
© Olivier Huitel

城跡公園

Parc de la Colline du Château, Nice, France

城跡公園(Parc de la Colline du Château)

ニース旧市街と港の間にそびえる丘の上に広がる緑豊かな公園。かつて城塞があった場所で、現在は木々に囲まれた散策スポットとして親しまれています。
ナナミとケンスケ、カナカとショウが訪れた城跡公園の頂上からは、天使の湾(Baie des Anges ベ・デ・ザンジュ)を一望する絶景が広がります。
言葉を忘れてしまうほど美しいパノラマは、ニースを訪れたらぜひ見たい景色のひとつです。

城跡公園
© Olivier Huitel

シミエ地区

Cimiez, Nice, France

シミエ地区(Cimiez)

ニースの丘の上に位置するシミエ地区は、古代ローマ時代の遺跡や美術館、歴史ある庭園が集まるエリアです。
カナカが足を運んだシミエ庭園は、樹齢を重ねたオリーブの木々やフランシスコ会修道院に囲まれ、ニースの人々が散策や憩いの時間を楽しむ場所として親しまれています。
この地区も「リヴィエラの冬季保養都市ニース」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されていて、街の中心部とはまた違った、穏やかなニースの表情を感じることができます。
 

シミエ修道院庭園
© J.Kelagopian

マティス美術館

Musée Matisse Nice, Avenue des Arènes de Cimiez, Nice, France

マティス美術館(Musée Matisse)

樹齢を重ねたオリーブの木々に囲まれたシミエ庭園に佇む、17世紀のジェノヴァ様式のヴィラを利用した美術館。1917年から晩年までニースで過ごしたアンリ・マティスの作品を通して、色彩や表現の探求など、画家の芸術の歩みをたどることができます。

マティス美術館
© Olivier Huitel


2日目:地中海が描く、さまざまな青の表情

静かな入り江、活気あるビーチ、船で出かける海上散策、海の世界を楽しむダイビング。
セーリングやパドルボード、ウォータースキーなどのアクティビティを満喫した後は、水平線を眺めながら穏やかな時間を過ごす——。
アクティブな体験と心ほどけるひととき、その両方が叶う場所です。

海辺
© Ville de Nice
海辺の絶景
© Bounce Production

ニース ➡️ ヴィルフランシュ=シュル=メール(5km)

「オフライン ラブ」では、ナナミとユウダイが電動自転車に乗ってヴィルフランシュ=シュル=メールへ。
光に包まれた美しい湾を眺めるテラスでのランチは、ふたりがゆっくりと語り合う印象的なシーンとなりました。

ヴィルフランシュ=シュル=メール

Villefranche-sur-Mer, France

ヴィルフランシュ=シュル=メール(Villefranche-sur-Mer)

コートダジュールを代表する美しい入り江を持つ港町、ヴィルフランシュ=シュル=メール。
ゆるやかな弧を描く海岸線と16世紀の城塞の間には、色鮮やかな建物が並び、その姿が穏やかな海面に映し出されます。海と歴史ある街並みが織りなす光あふれる風景は、古くから多くの画家や芸術家たちを魅了してきました。

ヴィルフランシュ=シュル=メール
© Olivier Huitel

LOU BANTRY

LOU BANTRY, Quai de l'Amiral Courbet, Villefranche-sur-Mer, France

電動自転車で街をめぐれば、地中海を望む絶景も楽しめます。

ランチには、ニースの文化とライフスタイルを反映し た正統なニース料理を味わえる店の証「キュイジーヌ・ニッサルド(Cuisine Nissarde)」認定レストラン Lou Bantry で、土地に根づいた味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。

キュイジーヌ・ニッサルド(Cuisine Nissarde)ロゴ

エズ

Èze, France

ヴィルフランシュ=シュル=メール ➡️ エズ(9km)

エズ(Èze)

「オフライン ラブ」でナナミとケンスケが訪れたのは、空と海のあいだに浮かぶような鷲の巣村エズ。
石畳の小道、鮮やかに咲くブーゲンビリア、夕暮れ時のやわらかな光が、まるで別世界のような風景を作り出します。

中世の要塞跡に造られたエズ熱帯植物園からは、眼下に広がる地中海の絶景を一望できます。
散策の後は、村の頂に佇むホテル「シャトー・エザ」(Hôtel Château Eza)で、夢の続きを見ているかのような優雅なカフェタイムを。

エズ村と熱帯植物園を散策した後は、フラゴナールやガリマールのアトリエで、香水づくり体験を楽しむのもおすすめです。ニースへ戻った後は、旧市街のレストランでニース料理のディナーを楽しみましょう。

エズ
© Agence Média H265 / OTNCA