リール:ラグビーワールドカップ2023サポーターガイド

リールはそのホスピタリティや分かち合いの精神、住民の人柄の温かさで高く評価されています。ラグビーワールドカップ2023では、超近代的なスタッド・ピエール・モーロワで5試合が行われる予定で、リールは今熱心に準備に取り組んでいます。オー・ド・フランス地方の首都、フランスで最もヨーロッパらしい都市リールは、熱気にあふれた大会をお約束します。

観戦試合を選ぶ

リール近郊ヴィルヌーヴ・ダスクにあるスタッド・ピエール・モーロワは開閉式屋根とスペクタクル会場にも転換できるグラウンドを備えた世界で唯一のスタジアム。すでにそれ自体に見る価値があります。この超近代的な会場ではラグビーワールドカップ2023の5試合が行われます。

  • 2023年9月14日(木)21:00 フランス対ウルグアイ(プールA)
  • 2023年9月23日(土)17:45 イングランド対チリ(プールD)
  • 2023年9月30日(土)21:00 スコットランド対ルーマニア(プールB)
  • 2023年10月7日(土)17:45 イングランド対サモア(プールD)
  • 2023年10月8日(日)17:45 トンガ対ルーマニア(プールB)

大会全48試合の観戦チケットは、2022年9月13日18時からオンラインで販売されています (外部リンク) 。サポーターは「2023ファミリー Famille 2023」プログラムに登録することにより、優先的な前売りや多くの特典を利用できます。

試合会場へは環境にやさしい移動手段で

リールの地下鉄2路線があるおかげで、スタッド・ピエール・モーロワに行くのはとても簡単です。下車後は徒歩か無料のシャトルバスが利用できるほか、路線バスでも行かれます。自転車で行きたいがちょっとウォーミングアップ不足?都市圏内には自転車専用道ができています。無料貸し自転車ヴェリルV’lilleのステーションが2カ所あり、近くで借りるのも可能です。スタジアム前には1000台が収容可能な屋根付き、監視付きの駐輪場が備えられています。

公共交通機関でリールを巡る (外部リンク) (フランス語)
無料貸し自転車ヴェリルV’lille (外部リンク) (フランス語)

リールを観光する

リールの町は17世紀の赤レンガの家並みやグランプラス広場、ブルス(旧商工会議所)、石畳の遊歩道などで広く知られています。オー・ド・フランス地方の首都リールは、過去の遺産を大事にしつつ未来もしっかりと見据えています。世界デザイン首都に選ばれたのは2020年のこと。貨物駅が文化・娯楽施設に生まれ変わったサン・ソーヴール駅や20を数えるストリートアートの通りでわかるように、リールの町には大胆な試みもいっぱい。リールから地下鉄で行かれるルーベにはプールを改装したラ・ピシーヌ工芸美術館、ヴィルヌーヴ・ダスクにはスタッド・ピエール・モーロワのすぐ近くにLaM近代現代美術&アウトサイダー美術館などアートに興味がある人にも見逃せないスポットが豊富です。スポーツ好きなら本物のオランダ式自転車(タンデム)でガイド付き散策はいかがですか。リールの主な見どころとその歴史を「水辺の町リール」のテーマで探訪します。さあ、サドルにまたがって!

LaM近代現代美術公式サイト (外部リンク) (フランス語)
オランダ式自転車で巡る (外部リンク) (英語)
ラ・ピシーヌ工芸美術館公式サイト (外部リンク) (英語)

リールの周辺をめぐる

大歓声の轟くスタジアムのあとは、海辺の空気を吸いに行きませんか。オー・ド・フランス地方にはブレ・デュヌからメール・レ・バンまで200キロにもわたる海岸線があり、途中にはオパール海岸のエレガントな保養地ル・トゥーケ=パリ・プラージュもあります。ここはラグビーワールドカップ2023ではイングランド代表チームのベースキャンプ地になっています。世界有数の美しい湾といわれるソンム湾も出かける価値あり。野生のアザラシを見に行ってみては?歴史が大好きな人にはフロメル戦争博物館がおすすめです。リールから20キロに位置するこの大変興味深い博物館では、2023年7月から2024年2月まで、第一次世界大戦時のラグビーマン(特にオーストラリア人)の関わりについての感動的な展覧会を予定しています。そしてもちろんルーブル美術館ランス(Lens)別館は必見です。リールから40キロの位置にできた大ルーブルの地方分館です。炭鉱跡地に建てられたこのすばらしい美術館は、「ノール・パ・ド・カレーの炭田地帯」としてユネスコ世界遺産に登録された地域にあり、歴史も文化も思いがけないほど豊かなところとわかるでしょう!

フロメル戦争博物館 (外部リンク)
ルーブル美術館ランス(Lens)別館 (外部リンク)

街中で中継観戦…そして第3のハーフタイムを祝う

リールでもオー・ド・フランス地方でも、ともに食卓を囲むような親愛感は大きなスポーツイベントのときにいっそう高まります。こうした一体感は超特大の熱気の中で、必ずおいしい一杯とともに(でも飲み過ぎないように!)そんなひと時を過ごすのに、遠回りしてでも行く価値のあるリール旧市街のお店をいくつか。サン・ミッシェル教会の向い側にあるティル・ナ・ノーグTir Na Nogは伝統的なアイリッシュパブ。試合のある夜は2面の巨大スクリーンの周りでひしめき合うのです。スポーツバーのボックス・トゥー・ボックスBox2Boxは300㎡のフロアに15面のスクリーン(うち1つはジャンボ)を備え、ハーフタイム後でも第3のハーフタイムでも大盛り上がりしています。地元の産品でヘルシーな食事をしつつ少しは観戦もしたいというのなら、ビエルビュイックBierbuik(直訳すればビール腹)もおすすめです。この新世代のエスタミネ(居酒屋)は、薪でグリルした料理を出す雰囲気のいいお店。リール市外ではオール・ユー・ニードHall U Needがわざわざ足を延ばす価値あり。テラスを含めて500人収容できるバー・レストランに加えて、この複合娯楽施設には10レーンのボーリング場、いくつもの個室のあるカラオケ、ゲームセンター、そしてカーレースのサーキットまで!ラグビーワールドカップ2023に向けた次の幹部会議もここでいかが?

ティル・ナ・ノーグTir Na Nog (外部リンク)
ボックス・トゥー・ボックスBox2Box (外部リンク)
ビエルビュイックBierbuik (外部リンク)

地元の産品を味わう

フランドル風からウェールズ風の牛肉のビール煮、マロワルチーズのタルト、ムール貝とフライドポテト、そしてもちろんおいしいブラウンシュガーのゴーフル、フランスで最も種類の豊富なチーズ、リールとその地方では空腹で死ぬことはありません。渇きで死ぬこともありません、ビールとビヤホールがありますから。それゆえオー・ド・フランスは2023年の「ヨーロッパ美食地方」に選ばれました。こうした土地の名物は名高いエスタミネ(居酒屋)や断固地産地消を貫くシェフの店で味わうことができます。たとえばレストラン「ブラックBraque」のダミアン・ラフォルス、彼は2021年にリール旧市街で店を開き、料理人集団Mange, Lille(リールよ、食べろ)のメンバーです。食べて、飲んで(ほどほどに)、北フランスの雰囲気を楽しみたいならグラン・セーヌGrand Scèneもおすすめ。ギャラリー・ラファイエットデパートの跡地にできたリールの新しいフードコートです。ボナペティ!

レストラン「ブラックBraque」 (外部リンク)
グラン・セーヌGrand Scène (外部リンク)

どこに泊まる

インスタ映えして、ゆったり寛げて、スタッド・ピエール・モーロワからもそう遠くない(20分)すてきなホテル?それならモクシー・リール・シティMoxy Lille Cityがおすすめです。リール大学の旧医学部・薬学部校舎に2021年秋にオープンしたマリオットグループ最新のホテルです。歴史的建造物に指定された正面壁(1892年建築)と内部の信じられないようなボリューム感、リールのガラクタ市Braderie de Lilleもかくやと思うほど種々雑多な混合様式と整然とした「工業規格品」が同居する内装には、思わずワォと驚きの声が上がるに違いありません。ホテルは3つ星で127室あり、持続可能なアプローチはミレニアル世代にはぴんと来るものなのでしょう…でもそれだけではありません。最上階のリビングルームではもちろん試合の中継が見られるので、ガラス張りの大天井の下では、サポーターたちは余韻に浸っていつまでも試合のコメントで盛り上がることでしょう。

モクシー・リール・シティMoxy Lille City (外部リンク)