「印象派の地ノルマンディー」:主要展覧会と新日程まとめ

インスピレーション

ノルマンディー文化・遺産

Lulu Berlu / AdobeStock
© Lulu Berlu / AdobeStock

読了目安時間: 0 分18年6月2020日に公開

2020年、ノルマンディー地方は、1年間のフランス文化シーズンの目玉イベント「印象派の地ノルマンディー」のリズムで時を刻みます。画壇の動きに詳しい人もそうでない人も、プログラムの充実ぶりに驚かれることでしょう。現代アートにおける印象派の画家たちの多大な影響力にも焦点を当てたプログラムです。オンフルール、ル・アーヴル、カン、ルーアンやドーヴィルなど、フェスティバルの10のハイライトをご紹介します。

2020年の日程

当初、4月3日~9月6日に予定されていた「ノルマンディー印象派フェスティバル2020」は、イベント名称を「印象派の地ノルマンディー」に変更し、時期をずらした2020年7月4日~11月15日の開催となります。

このイベントは7月4日以降、印象派、現代アート、写真といった様々な展覧会が順次開幕する形で開かれます。こうすることで、ほぼすべてのプロジェクトがアーティスト、スタッフと来場者の健康保持を確保した上で、公開され得ることとなるでしょう。しかしながら現時点では、大規模な集会はすべて中止となっています。

以下にご紹介するイベント日程につきましては、主催者のサイトでご確認いただきますようお願いいたします。

「電灯が照らす夜」展、アンドレ・マルロー近代美術館、ル・アーヴル

©RMN-Grand Palais / Mathieu Rabeau © ADAGP, Paris, 2019
© ©RMN-Grand Palais / Mathieu Rabeau © ADAGP, Paris, 2019

2020年7月3日~11月1日、ル・アーヴルのアンドレ・マルロー近代美術館では、都市の街灯の登場に驚嘆し、疑問を投げかけた印象派の画家たちの作品の数々を紹介します。幻想的な夜、産業化した夜、不安が入り混じった夜…。都市の夜の風景は、1850年から1914年にかけて激しく変化します。絵画や版画を通じて、街灯が登場し、第一次世界大戦までは従来の照明手段であった油やガス灯とともに使用されていたことがわかります。21世紀の変貌について考えてみる機会にもなるでしょう。印象派の画家たちにとって、夜は暖かかったのでしょうか?寒かったのでしょうか?答えはル・アーヴルのアンドレ・マルロー近代美術館にあります。 もっと詳しく

「印象派ルーアン2020」屋外展

2020年6月23日~10月15日 2010年以降「ノルマンディー印象派フェスティバル」の期間中、ルーアン市は公共スペースで現代アート作品の展示会を行っています。これまでの展示作品のいくつかは、関連する地区の景観と遺産の一部として残されています。 2020年は、再びストリート・アートをとり上げ、コラージュ、チョーク、版画、ハプニングやインスタレーションなど、20点ほどの新しい作品を加えた、文字通りの野外展示会となります。

「灼熱の都市」展、カン美術館

Musée La Piscine (Roubaix), Dist. RMN-Grand Palais
© Musée La Piscine (Roubaix), Dist. RMN-Grand Palais

2020年7月11日~11月22日 「灼熱の都市‐芸術、労働、反抗」展は、パリ・コミューンと第一次世界大戦の間の時期、すなわち1870年から1914年までの大きな変遷をたどります。約100点の作品を通じて、当時の風景、人々、社会の歴史に迫ります。どのようにして画家たちが、労働と密着した日常生活の様々なシーンに心を奪われたのかが見て取れます。 さらに詳しく

光のカテドラル、ルーアン

2020年6月20日~9月30日 日没とともに毎夜、ルーアン大聖堂のファサードをビデオ・マッピングで照らし、大規模な光のショーが行われます。小舟、スイレン、ジヴェルニーの橋、海、断崖など、印象派の世界に浸ってください。 さらに詳しく

「フランソワ・ドポー、600点の絵を収集した男」展、ルーアン美術館

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2020年7月11日~11月15日 ルーアン美術館は、印象派の中心的な役割を果たした人物フランソワ・ドポーの人生に焦点を当てます。ルーアン出身の実業家ドポーは、実に600点近い絵画とデッサンを所有し、そのうちモネの作品を約20点、シスレーの作品を55点、さらにルノワール、トゥ―ルーズ・ロートレック、ピサロの大作をもコレクションしました。先見の明があった収集家は、初期から最盛期まで、印象派とともにありました。 さらに詳しく

「ルーカス・ホフマン、夜明け」展、シェルブール

2020年秋(日程調整中) 小さな製作所や放棄地、荒れ地といった環境の中で、ストリート・フォトグラフィーと抽象化の限界の間を行き来する写真家、ルーカス・ホフマンのプリント写真とオリジナル作品を集めた展覧会です。

「ジェラール・フロマジェ、色を表せ!」展、カン美術館

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2020年9月12日~2021年1月3日 この半世紀にわたり、ジェラール・フロマジェは4色刷りを基本として、色彩を愛でてきました。この展覧会では、彼が1966年から2018年までに制作した約60点の作品を紹介します。 さらに詳しく

「海の色彩」展、ウジェーヌ・ブーダン美術館、オンフルール

Bertrand Legros
© Bertrand Legros

2020年9月5日~11月23日 オンフルールのこの展覧会は、シャルル=フランソワとカールのドービニー父子によるノルマンディーでの制作に焦点を当てます。父と息子は大西洋の広大さ、日没、引き潮時に姿を現す黒い岩々、ビーチや断崖に魅了されました。 さらに詳しく

France.fr Rédaction

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