数世紀に渡って同一の一家の住まいとなった城
シュヴェルニー城
6世紀以上に渡って同じ一家が所有しており、代々情熱を込めて城の管理をしています。またこの城は初めて一般公開された城で、それは1922年のことでした。コンスタンス&シャルル=アントワーヌ・ド・ヴィブレは、城内だけでなく森のある庭も含めてお城の生活を味わえるよう私たちを受け入れてくれます。
ヴィルサヴァン城
セパール家は1937年からここに住んでいます。ラール&ヴェロニーク・ド・セールの両親は、放置されていたこの城の修復に着手し、二人は両親が始めたその作業を継続しています。城に活気を与えるために、結婚博物館や動物農場など、いろいろな企画を提案しています。シュヴェルニー城とシャンボール城から約10㎞です。
イレット城
3㎞離れたアゼ・ル・リドー城にそっくりのこの城は、1890年、ロダンとカミール・クローデルの情熱的な恋の舞台にもなりました。 数世紀の間に何度も所有者が変わりましたが1960年以来、同じ一家の所有となっています。このお城は2010年から公開されています。
ジゾー城
230年間、ラフォン家がここに住み、城を管理しています。宿泊が可能で、快適なゲストハウスが整備されています。天蓋付きのベッド、当時の調度類、暖炉など、ラングレ城から20㎞のこのお城で、お城の生活をお楽しみください
ブリサック城
500年以上前から同じ一家が所有しています。1502年、ルネ・ド・コセという人物がブリサックの荘園を購入し、ブリサックと名乗るようになりました。以来、数世代を経て、現在、シャルル=アンドレ&ラリサ・ド・ブリサック侯爵夫妻と4人の子供たちの所有となっています。
ブレゼ城
1959年、この城はルイ14世の主な大臣の一人であった人物の末裔にあたるコルベール家の所有となりました。今日、ベルナール・ド・コルベールの息子、ジャン伯爵が夫人と共にここの管理をしています。2005年と2014年に、二人はこの場所を美しく修復するために大規模な工事を行いました。
グレーヌ城
見事な住まいを石灰土の壁で隠したこの古い城塞は、1000年以上前からグレーヌ家が所有しています。30世代を経て、現在もグドルン・ド・グレーヌ侯爵夫人とその息子クリストフが所有しており、ナントの歴史あるビスケット会社、有名なLUに関する興味深い展示を行っています。
by オレリー・ミッシェル
ウェブジャーナリスト。専門は観光、スポーツ、料理。趣味は写真とサーフィン。