アルザス ワイン街道の街

インスピレーション

アルザス・ロレーヌ美食とワイン

Office de Tourisme du pays de Ribeauvillé-Riquewihr
© Office de Tourisme du pays de Ribeauvillé-Riquewihr

この記事は 0 分で読めます2011年10月16日に公開, 2026年2月13日に更新

ヴォージュ山脈の東側に広がるアルザスのブドウ畑。その合間を縫うように、北はマルレンアイムから南はタンまで、およそ170kmにわたって続くのがアルザス・ワイン街道です。春から夏にかけては深い緑、秋には黄金色に染まる風景が広がり、石畳の路地や、窓辺を花で彩った木組みの家々が印象的な景観をつくり出しています。

街道沿いには100を超える村が点在し、車を走らせると次々に個性ある町並みが現れます。小さな村では、気さくなレストランや家族経営の宿、試飲ができるワインセラーなどが旅人を温かく迎えてくれます。

通り沿いに設置された「Route des Vins d'Alsace(アルザス・ワイン街道)」の標識が目印です。村と村の間は公共交通機関があまり発達していないため、レンタカーやタクシーでの移動が便利です。鉄道が通っている町(オベルネ、バール、セレスタ、コルマールなど)を拠点にタクシーで近郊を巡る方法や、コルマール発の観光バスを利用するのもよいでしょう。


街道沿いの主な村

オベルネ(Obernai)

色鮮やかな家並みが印象的な、聖女オディールゆかりの町。サント・オディール山の麓に位置し、城壁に囲まれた歴史ある町並みが残ります。オディール像の噴水が立つマルシェ広場は町の中心で、地元の人々や旅行者でにぎわう場所。広場に面した切り妻屋根の建物は、1554年に建てられた旧穀物取引所「アル・オ・ブレ」で、現在はレストランとして使われています。

13世紀の鐘楼「カペルテュルム」が建つシャペル広場周辺には、16世紀の市庁舎や観光案内所が集まり、散策の拠点に最適です。木組みの家々の明るい色彩やバルコニーの花々が、町全体を華やかな雰囲気に包みます。1階には花屋やギャラリー、ワインショップ、サロン・ド・テが並び、歩いて回る楽しさも格別。

15世紀のステンドグラスが残るサン・ピエール・エ・サン・ポール教会や、町を取り囲む城壁も見どころです。8月中旬のワイン祭りや、10月の収穫祭の時期には、民族衣装をまとった人々で町がいっそう活気づきます。


バール(Barr)

緩やかな斜面に広がる、落ち着いた雰囲気のワインの村。ブドウ畑が町のすぐ近くまで迫り、ワイン街道らしい風景が広がります。坂の上にはプロテスタント教会が建ち、村を静かに見守っています。

ルネサンス様式の市庁舎を起点に、18世紀の邸宅を利用したフォリー・マルコ博物館では、17〜19世紀の家具や装飾品を見ることができます。周辺にはワインセラーも点在しており、ゆったりと巡りたい場所です。


リボーヴィレ(Ribeauvillé)

グラン・クリュ(特級畑)に囲まれたワインの村で、屋根の上にはコウノトリの巣が見られることでも知られています。周囲の山の上には、かつての城の遺構が残り、町を見守るように佇んでいます。

18世紀の市庁舎は現在、市立博物館として利用され、領主ゆかりの品々が展示されています。城門をくぐると、メインストリートのグラン・リュに土産店やレストランが並び、散策にぴったりのエリアが広がります。9月第1日曜に行われる「笛吹きの祭り」も、この町の伝統行事として有名です。


オー・クニグスブール城(Château du Haut-Koenigsbourg)

古くからの通商路を見下ろす山上に建つ壮大な城塞。中世の面影を色濃く残し、アルザスの歴史を象徴する存在です。コルマールからはタクシーでのアクセスが便利です。

by   France.fr編集部

あなたの知らなかった、新しいフランスの魅力をお伝えします。

あわせて読みたい