マンド(Mende)は巡礼地ル・ピュイ=アン=ヴレ(Le Puy-en-Velay)とコンク(Conques)の間に位置し、神聖な町として知られています。歴史と伝統が息づくマンドが有する数々スポットや建造物に魅せられて、旅行者、巡礼者が大勢この街を訪れます。
歴史的に早い時期にキリスト教化されたマンドは、聖プリヴァの殉教地を訪ねる巡礼者たちによって発展を遂げました。
12世紀にはジェヴォーダン司教座管区となり、時の司教たちはマンドの権力者として君臨します。14世紀になると、ローマ教皇ウルバニス5世の提唱で聖プリヴァの墓の上に現在の大聖堂が建立されました。
マンドの人びとは先祖からの慣習を重んじて規則正しい生活を送っており、その大半は敬けんな改悛者たちでした。聖プリヴァからウルバニス5世まで、この地にやってきたすべて人たちがマンドに神聖な足跡を残したのです。
見どころ
- 市街
十字架の道(Chemin de croix)
28か所を巡る歴史散策コース(Circuit historique 28 bornes)
平和記念の道(Chemin de Mémoire)
- 聖域
聖プリヴァ修道院(Ermitage de Saint Privat )
アクセス
- 飛行機
モンペリエ空港、ロデズ空港、クレルモン=フェラン空港
エグザエール(Hex’air)利用の場合、パリからル・ピュイ=アン=ヴレ経由でマンド(1時間30分)
- 鉄道
パリからル・ピュイ=アン=ヴレ経由でマンド(5時間)
- 自動車
- モンペリエからA75、出口39(2時間)
- クレルモン=フェランからA75(2時間)
- リヨンからサン=テティエンヌ・エ・ル・ピュイ 経由でRN 88(3時間)
コンタクト
マンド観光局 Office de tourisme Mende Coeur de Lozère
Place du Foirail 48000 Mende
Tél. : + 33 (0)4 66 94 00 23