“パリ2018”組織員会が主催する第10回ゲイ・ゲームズは、2018年8月1日から12日までの期間、イル・ド・フランス地方全域で開催されます。出場選手は世界70か国から15､000人を数え、パリをはじめフランス各地や国外から4万人の観客が訪れます。
この大会には、事前の選考はなく、年齢、性的指向、宗教、国籍、健康状態、障害の有無にかかわらず、スポーツのレベルも一切問わず、誰でも参加できます。
フランスのスポーツ団体や政府機関の後援を受ける“パリ2018”は、36種目もの充実したスポーツ競技や、14の催しが用意されている多彩な文化プログラム、一連の講演会、数多くの式典、パーティーを通じて、多様性、尊重、平等、連帯、分かち合いを賛美する独創的な大会となりそうです。
1982年にアメリカで始まった“ゲイ・ゲームズ”は、多様性の尊重と受容を謳う世界的なイベントとなりました。
今回で10回目となるゲイ・ゲームズは、フランスの首都パリで開催されます。ヨーロッパでゲイ・ゲームズが開催されるのは、1998年のアムステルダムと2010年のケルンに次いで3回目です。節目となる第10回大会の理想的な開催地として、光の都であり人権の都であるパリが選ばれました。