リヨンのラ・コンフリュアンス界隈

リヨンの中心部プレスキルpresqu’île(ローヌ川とソーヌ川に挟まれた地区)の南端が生まれ変わりました。鉄道のリヨン・ペラーシュLyonPerrache駅とトラムウェイのサント・ブランディーヌSainte-Blandine駅のあいだにあるこの地域は、以前からさまざまな産業が栄え、港、問屋街もあるにぎやかな場所でした。

この「プロジェクト・コンフリュアンスConfluence」は、長期にわたる都市計画で、街並みを大きく変えました。ここ数年でこの界隈は、暮らしやすく、散歩、ショッピング、テラスでのティータイム、広い公園でのピクニックなども楽しめる場所になりました。

文化面でも、コンフリュアンス博物館や、目新しい建築物などが登場して多くの人が足を運ぶようになり、伝統と新しさが共存する活気にあふれた街の象徴となっています。

たくさんの観光スポット

この地区の再開発には著名な建築家や緑地意匠家が参加しており、ランドマーク的な建築物が並ぶ風景は未来の世界を見るようです。コンフリュアンス博物館、キューブ・オランジュCube orange(キューブ型をしたオレンジ色の建物)、製塩会社サラン・デュ・ミディSalins duMidiのパヴィヨン、商業とレジャーの中心部(ヴェネツィアでおなじみのヴァポレットが運行しています)、巨大な石、アート・イベントスペースのラ・シュクリエールla Sucrièreなど、見どころ満載です。ラ・シュクリエールは歴史的な建物をリニューアルしたもので、屋上ではソーヌ川を眺めながらお茶を飲むこともできます。

自然も豊かです。広大なソーヌ川公園とラ・コンフリュアンス公園(14ヘクタールになる予定)はプレスキル地区のすばらしい緑地となることでしょう。この地区にはほかにも、エレバンErevan公園、ジャン・クティーJean Couty水辺公園などがあります。

住宅はモダンな建築で、とりわけエネルギーに関する規準を守り、リヨンで最もエコロジーな界隈のひとつとなっています。

Lyon 

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