ランスのルーヴル美術館別館

ルーブル美術館の別館が北フランスのランス(Lens)にあります。

設計は日本人による設計事務所SANAAとアメリカのイムレー・カルバートImrey-Culbert社。1960年以降、未開のまま放置されていたかつての鉱山地帯20haを有効利用し、ルーブル美術館の分館を設置することで今回認定されたユネスコ世界遺産への登録も狙うなど、ランス市が資金を投入して進めてきた一大都市開発事業です。

ルーヴル別館には収蔵作品がなく、パリの本館から作品を選んで展示します。主要展示室グランド・ギャラリーは5年間の準常設展示方式。開業記念日の12月4日に毎年展示作品の5分の1を入れ替えます。

ルーヴル美術館別館(ルーヴル・ランス)
Musée du Louvre Lens
rue Paul Bert 62300 Lens

■開館:10:00~18:00。最終入館は17:15。火曜定休。5/1は休み。団体は9:00より受け入れ。9月~6月の毎月第1金曜は22:00までの延長営業。
■アクセス:ランスLensへは高速道路A1号線(パリ、リール方面から)、A26号線(カレー、ランスReims方面から)経由。美術館から1.5キロにある国鉄ランスLens駅にはパリ~
ダンケルク線のTGVなど多数が停車。駅から遊歩道が整備されているほか、20分毎に直行シャトルバスを運行(初年は無料)しています。
■入場料:2013年末まではグランド・ギャラリーを含む主要施設に無料でアクセスできます。特別展は大人10ユーロ。
一般団体見学 (8名~20名の大人・引率含む)
自由見学団体:80ユーロ。 バックステージ見学:45ユーロ/時間(解説員が同行。最大17名)
要予約 TEL +33 (0)3 21 18 63 21 reservation@louvrelens.fr (外部リンク) :見学日の21日前までに払い込み。