イベント「ストラスブール・モンアムール」

12月にクリスマスの都となり、その後は「イベント「ストラスブール・モンアムール(Strasbourg mon amour)」開催で愛の都となるストラスブールStrasbourg。2020年2月7日から16日にかけて、さまざまなイベントやコンサート、テーマ別の見学などが開催され、ストラスブールの人々と観光客の心をひとつにまとめてくれます。

木組みの家々やくねくねとした小道、橋や大聖堂のあるストラスブールはとてもロマンティックな雰囲気の街です。特にバレンタインデーの時期には恋人たちのイベント「ストラスブール・モンアムール」が開催され、華やかで文化的、詩的な催し物が目白押し。艶っぽくオフビートなイベントもあります。

2020年2月7日から16日まで、ストラスブールはキューピッドの矢に満ち溢れます。まずはクレベール広場(place Kléber)にカフェ・デ・ザムール(Café des Amours)が登場。鏡が多用された仮設テントで、夜に10数ものテーマのあるイベントが開催されるほか、ライブ付きのランチなども予定されています。週末は常にイベントが行われています。

2月7日は、オープニングイベントとして「ラブ・イン・ザ・エアー(Love is in the air)」、翌日は熱狂渦巻く「サタデー・ナイト・フィーバー(Saturday Night Fever)」、そして2月9日にはまだ半ズボンを履いている子供たち向けのディスコパーティー「ベビー・ブーム(Baby boum)」が開催されます。2月10日のサルサパーティーと14日の「スローパーティー(Slow Party)」もお忘れなく!

音楽が好きな人もぜひイベントにお越しください。さまざまなコンサートや、ライブ付きディナーが開催されます。セビリアの理髪師や、2月12日にはストラスブールの室内楽協会であるフィルハーモニー・ド・ポッシュ(Philharmonie de Poche)による愛をテーマにしたコンサートがロアン宮(Palais Rohan)で開かれます。

ストラスブールで著名なカップルの軌跡を辿って

「ストラスブール・モンアムール」は、ストラスブールを観光する良い機会です。ストラスブール観光局ではさまざまなテーマに基づいたガイディングツアーを実施しています。参加すれば、このこの街が多くのカップルを惹きつけてきたことがわかるでしょう。例えば、オノレ・ド・バルザックと妻のエヴェリーナ・ハンスカ、ヴィクトル・ユーゴーとジュリエット・ドルエ、あるいはナポレオンとジョゼフィーヌなどが挙げられます。最近の恋愛の軌跡については「ラブ・マップ」をご参照ください。ストラスブールを舞台にした500以上ものラブストーリーをご紹介するインタラクティブなマップです。

さらに、テーマ性のあるクルーズやグルメラリー、そのほかユニークなイベントが期間中目白押しです。好奇心旺盛な方は、ブードゥー城博物館Château Musée Vodouのナイトミュージアムでブードゥー教に関するコレクションを見学するのはいかが。驚きに満ちた観光となるでしょう。