サン・トロぺ ショッピング巡り

1950**年代以前のサン=トロペは静かな漁村でした。**映画『素直な悪女』でブリジット・バルドーが来るまでは。

プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地方、ヴァール県の都市サン=トロペ。今やここには、降り注ぐ太陽を求めてジェットスターたちが世界中からこぞってやってきます。

太陽ときらめき

カフェ・セネキエ Café Sénéquier (ジャン・ジョレス埠頭) は、有名人たちがここを訪れたことで知れわたった波止場のカフェです。

港とガロンヌ広場、リス広場を結んだ黄金の三角地帯、トリアングル・ドール地区(Triangled'or)に行ってみましょう。ここには、ディオール、ヴィトン、グッチ、フェンディといったラグジュアリーブランドが集中しています。

10月の終わり頃には、「グランド・ブラドリー」(Grande Braderie)と呼ばれるバーゲンが開催され、オートクチュール、宝飾品、化粧品、デザイナーズアイテムなど、シーズンの終わったコレクションが破格の値段で放出されます。

地元ブランドを着こなしたい

サン=トロペに来て水着なしなんてありえない! そう思ったら、男性のみなさんは地元発ブランド ヴィルブレカン Vilebrequin (1. rue Jean Mermoz、24 rue Gambetta) 、女性のみなさんは美しいビキニを揃えたキウイ Kiwi (市内に4店舗) とパン・ド・シュクル Pain de Sucre(94. rue GénéralAllard)にどうぞお立ち寄りあれ。

水着の足元はやはりサン=トロペ発の靴ブランドで決めたいもの。その代表格といえば、Atelier Rondini (ジョルジュ・クレマンソー通り18番地 rue Georges Clémenceau)、K. Jacques (25 rue Allard、16. rue Seillon)でしょう。Praiaz (港通りPassagedu Port)が展開する最新のシューズは、軽くて柔らかく足にフィット…しかもいい香り付き。船に乗るのにもビーチを歩くのにもパーフェクトなシューズです。

マルシェのお祭り

毎週火曜と土曜の午前中は、オープンエアのもとでマルシェ(市場)が立つリス広場に出かけてみましょう。広場に面した本格的なビストロCafé des Arts のテラス席に着けば、ペタンク(フランス発祥の球技)を楽しむ地元の人たちに出会えるかもしれません。甘い物が味わいたいなら、Marcelet Cavazza (ジョルジュ・クレマンソー通り29番地)で地元生まれの菓子、タルト・トロペジエンヌ(tartes tropéziennes)をどうぞ。Glacier Barbarac (ジェネラル・アラール通り2番地)で爽やかなアイスクリームやシャーベットを召しあがるもおすすめです。

お食事はサン=トロペの象徴的な存在、Hôtel Byblos (ポール・シニャック大通り20番地 avenue Paul Signac)にぜひテーブル席(できれば個室を!)ご予約ください。この5つ星ホテルは、1971年にミック・ジャガーとビアンカが結婚式を挙げたことでも知られています。

Saint-Tropez