フランス北西部、大西洋に突き出た半島に位置するブルターニュ地方。古来からブルトン語を話すケルト民族が住み、独特の文化と歴史を紡がれてきました。フランスの中でも異郷と称される、そんなブルターニュ地方についての特別展が、2023年3月18日より国立西洋美術館で開催されることになりました。ブルターニュへの旅気分を味わわせてくれる、特別展の開催概要をご紹介します。
『憧憬の地 ブルターニュ ーモネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷』
国立西洋美術館の「松方コレクション」を含む30か所を超える国内外の所蔵先からブルターニュを表した珠玉の作品約160点をはじめ、当時の画家たちの旅先での絵葉書や旅行トランクも展示。モネやゴーガンをはじめとする、19世紀後半から20世紀はじめにかけてブルターニュを訪れた多くの画家たちがこの「異郷」に何を求め、何を見出したのかを探ります。黒田清輝や藤田嗣治など同地を訪れた日本の画家にも注目するこれまでにない試みです。展覧会アンバサダーで女優の杏さんによる、音声ガイドナビゲーターもお楽しみください!
会場:国立西洋美術館(東京、上野)
会期:3月18日(土)- 6月11日(日)
開館時間:9:30~17:30(毎週金•土曜日は20:00まで)
※5月1日(月)、2日(火)、3日(水・祝)、4日(木・祝)は20:00まで開館 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日 ※3月27日(月)と5月1日(月)を除く
公式サイトはこちら (外部リンク)